リヴァプールとのUEFAスーパーカップを戦ったチェルシー。2-2で迎えた延長戦でも決着はつかなかったが、PK戦の末に敗れる結果に。

そのなかで、フランス代表MFエンゴロ・カンテは先発フル出場。怪我もあった彼はプレミアリーグ開幕戦では17分しかプレーしなかったが、この試合では120分間戦い抜いた。

リヴァプール戦後、フランク・ランパード監督はカンテについてこんな秘話を明かしている(動画1分5秒~)。

フランク・ランパード(チェルシー監督)

「彼はあまり練習できていない。

私は彼を守らなければいけなかった。この4年間、ずっとプレーしまくっているからね。

深刻な怪我もあった。

「延長戦のハーフタイムに、自分はもうダメ、足が死んだと言ってきたんだ。

だが、次の瞬間には、カバーリングのためにまた50ヤード(45メートル)もスプリントしていたよ(笑)。

彼がこのクラブにとってどれほど重要なのかを我々は分かっている。

彼がいてくれることを嬉しく思うよ」

105分を戦った時点で指揮官にもう走れないと吐露したカンテ。にもかかわらず、チームのために渾身のスプリントを見せていたという。

チェルシーは日本時間19日にレスターと戦う。120分間を戦ったカンテは古巣対決に出場するだろうか。

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