長谷川 アーリアジャスール(名古屋グランパス)

守備的MF→FW

本来は足下の技術の高さが売りのボランチ。しかし、今季は主に2トップでジョーの相方として起用されている。

代わりが不在だったために代役を務めたセレッソ大阪の奥埜博亮とは異なり、名古屋は前線にタレントが揃う。ガブリエル・シャビエルとジョーのコンビの破壊力は昨シーズン証明済みで、前田直輝とジョーのコンビも昨夏のJ1に大旋風を巻き起こした。また、決定力なら赤崎秀平に分がある。

しかし、宗教にも例えられる常人には理解し難い感性を誇る風間監督は長谷川を選択する機会が多い。人が密集することでわざとカオスを発生させる独特の攻撃手法の中で、ボールを落ち着かせる能力を買っているのだろうか。

2018年の冬、シモビッチから背番号9を受け継いだのが今となっては偶然とは思えない。