3位:サディオ・マネ

ユルゲン・クロップが初めて迎えた夏のマーケットで獲得されたマネ。サウサンプトンから3400万ポンド(およそ49.5億円)で買われ、デビューとなったアーセナル戦でゴールを決めている。

その途方も無いエネルギーは、リヴァプールというクラブ全体にエキサイティングな展望をもたらしている。さらにゴールまで決められる稀有なタレントだ。

今季はさらにモハメド・サラーをも上回る得点力を発揮しており、対戦するチームの最終ラインに驚異を与え続けている。メッシが彼をバロンドール投票で選んだ理由がわかるというものだ。

2位:フィルヒル・ファンダイク

この10年間、リヴァプールがどこで苦しんでいたか。それは守備力である。ジェイミー・キャラガーが2013年に引退したあと、安定したバックラインが見られることはなくなった。

ユルゲン・クロップがリヴァプールを次のレベルに引き上げようとするとき、唯一それを妨げているものが守備だった。だからこそとんでもない額でファンダイクを獲得した。

その選択は大成功だったし、ファンダイクは一気に世界最高のDFとして名を馳せるようになった。バロンドール投票でも2位に入っており、カンナヴァーロ以来となるセンターバックの受賞も期待できる。