新型コロナウイルスの影響が広がるなか、バスケットボールの日本最高峰、Bリーグが14日からリーグ戦を再開した。

春秋制のJリーグやNPB(プロ野球)と異なり、Bリーグは秋春制のためシーズン終盤。5月のファイナルに向けてスケジュール的に余裕がないため、無観客での再開を決断している。

ただ、現在の状況でリーグを運営することはやはり簡単ではないようだ。

14日に行われる予定だった川崎ブレイブサンダースvsレバンガ北海道は、北海道の選手3名が発熱症状を伴う体調不良を訴えたため、試合直前で中止に。

そして15日、今度は千葉ジェッツvs宇都宮ブレックスの試合において、審判1名が37.5度以上の発熱。Bリーグによると、前日、会場入り前の検温では平熱だったとのことだ。

厚生労働省より新型コロナウイルス感染症の疑い例として公表されている「37.5度が4日間継続」「呼吸器症状を有するなどの症状」には適合しないが、最終的に選手、スタッフへの健康、安全を考え、中止の判断を下したという。

次節以降の試合に関しては週明けに協議される予定となっている。

こちらはJリーグとNPBが12日に公開した専門家チームによる新型コロナウイルス感染症対策の提言。

観客への対策がファン・サポーターに注目される一方、試合運営の面で考えた場合、より厄介なのは今回のように選手や審判、スタッフに感染が疑われる症状が表れた場合だ。

サッカーはクラブの在籍人数や試合に出場できるプレーヤーの数が多いため、選手に関しては同様の事態が起きてもバスケに比べ影響は小さい。

ただ今回のように審判、あるいはチームの中でも代役を立てるのが簡単ではないメディカルスタッフらに感染疑いが出た場合などの対応は頭の痛いところだ。

Jリーグが目指す「4月3日」のリーグ再開に向け、新型コロナ対策の難しさが改めて表面化したともいえるかもしれない。