2位:ロナルト・クーマン

初のヨーロッパカップ優勝を果たした試合でゴールを決めたクーマンは、90年代初頭のヨハン・クライフ率いる「ドリーム・チーム」でキープレーヤーとなった。

サンプドリアに対して放った強烈なキックはもはや伝説。ディフェンダーでありながらも数多くのゴールを奪い、クラブの歴史上でメッシに並ぶ記録を持つフリーキッカーでもある。

1位:ヨハン・クライフ

バルセロナで初めてプレーしたオランダ人選手であり、そしてすべてを変えた革命家でもあった。グアルディオラやブスケツ、チャビ、イニエスタらを生み出したバルセロナのスタイルは彼が作り出したといえるものだ。

アヤックスでバロンドール3連覇を果たした後、バルセロナを14年ぶりのリーガ優勝に導いた。さらに引退後は監督として復帰し、その勝利の文化をチームに叩き込んだ。

ジョゼップ・グアルディオラも「彼は無から何かを想像した男だ。知識があり、カリスマがあり、個性があった。誰かが付いてくる人間になるためにはカリスマが必要だ」とクライフの影響力を語っている。