ダニー・ブリント
ダレイ・ブリントの父親であるダニーは、オランダ代表でもアヤックスでも成功を収めた名選手であったものの、そのキャリアは非常に遅咲きであった。
1979年に18歳でデビューし、スパルタ・ロッテルダムの主力として戦ったあと、1986年にアヤックスへと移籍した。飛び出しやシュートもこなす上品なリベロに転向した彼は、1989-90シーズンに初のエールディビジ優勝を果たす。その時彼は29歳だった。
それからルイス・ファン・ハール監督の下でキャプテンを務め、36歳まで計16個のタイトルを獲得。1998-99シーズンを最後に現役を引退したが、ほとんどの栄冠は30代になってからのものだった。