今年1月にスポルティング・リスボンからマンチェスター・ユナイテッドに加入したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス。
後半戦だけのプレーでありながらも12ゴール8アシストを記録。その全場面も映像にまとめられている。
ポルトガルでも「ゴールもアシストもパスも飛び出しもできる超万能MF」として知られたブルーノ・フェルナンデス。見事にプレミアリーグでも強みを見せた。
ただクラブ公式サイトに掲載されたインタビューによると、スールシャール監督からはいつもプレーに苦言を呈されていたようだ。
ブルーノ・フェルナンデス
「スールシャール監督には何度も言われたよ。『君はときに走りすぎている。そのうちいくつかは君のためにならない。叫んで誰かに走らせろ。そうしなければ疲れてしまうし、ボールを持ったときにフレッシュではなくなる』と。
しかしこれは本能や直感であり、自分の試合の一部だ。コントロールできるものではないんだよ。
僕はそれが好きだし、いつだってチームを助けたい。試合では考えない。ただ走る。自分にとってはそれで十分だ。最も重要なことは、チームを助けることだと思う。それができればOKだ。
もちろんチームメイトをアシストすることを楽しんでいるよ。10番はそういうポジションなんだ。仲間を助けなければいけない。ときに僕は彼らを見すぎてしまうけれどもね。自分がシュートを打てるときでも。
しかし、僕はいつもアシストを考えている。ストライカーに得点を取らせるために、常に彼らの姿を追うように努めているよ。
彼らが自信を得るために、ゴールは重要だ。10番はそうじゃないからね。ゴールを多く決める必要はない。でも彼らにとっては重要だ。
マンチェスター・ユナイテッドに来て以来、ゴールよりもアシストを多くやりたいとトライしてきた。しかし、今のところはゴールのほうが多いけどね」
本能が赴くままの無駄走りもやるのが自分のスタイル…と確固たるものがあるようだ。
またゴールを奪うよりもアシストのほうが好きだとも明かしており、ストライカーに得点を取らせてやりたいと考えているそうだ。