ルシアン・ファヴレ監督を解任したばかりのドルトムントは、ウニオン・ベルリンとのブンデスリーガ第13節に2-1で敗れた。
16歳ユスファ・ムココがブンデス最年少ゴールを決めるも、コーナーキックから2失点を喫してしまった。
この試合直後のDFマッツ・フメルスの様子が話題になっている。
インタビューを受けるためにカメラ前にやってくると、広告ボードを思い切り殴りつけて怒りを爆発させていたのだ。フメルスは失点シーンへの不満をぶちまけていた。
マッツ・フメルス(ドルトムントDF)
「2つ目のコーナーでは、マーカーが決まっていたのに、相手チームで最もヘディングが強い選手が10メートルもフリーになっていた。
自分にはなぜ起こり得るのか理解できない。敗戦は自分たち自身のせいだ。
このようなことは起きてはいけない、弁解できない」
問題の2失点目では、193cmの相手DFマーヴィン・フリードリッヒを完全にフリーにさせてしまった。慌ててフメルスが競りに行くも、間に合わず…という無残な形で失点している。
マークすべきだったのは、マヌエル・アカンジかエムレ・ジャンだっただろうか。
GKロマン・ビュルキも「2失点目は明らかな注意不足だ。選手をあんなにフリーにさせるのはありえない」と指摘していた。