2020年のFIFA FIFPro Men’s World11にノミネートされたアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラク(選出されたのはリヴァプールGKアリソン)。
世界最高の守護神のひとりである彼がfifa.comのインタビューで面白い話をしていた。
ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリーGK)
「(お気に入りのスーパーセーブはある?)
僕は特定のセーブに固執する人間ではないよ。ひとつひとつが大事さ、ゴールを阻止したんだからね(笑)。
それに、簡単そうに見えても、写真写りのいい渾身セーブよりも難しいものも結構あるんだ。それはポジショニングと関係している」
「(あなたが持つ最も重要なGKスキルは?)
ポジショニングは最も大事なもののひとつさ。
常に正しい場所にいたり、いようとすれば、仕事は楽になるし、やることも少なくなる。
各チームはそれぞれやり方は違うし、それぞれの監督がGKにある特定のことを求める。最終的には監督の求めることをやる。
足元でプレーしろと言われれば、それをやる。ロングボールを前線に蹴り込めと言われれば、そうする。
でも、僕の素質のなかで最高のひとつはポジショニングだね」
自分が優れているのはポジショニングだと自負しているようだ。
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また、「自分は予測が得意なので試合中にかなり喋る。チームメイトたちを助けたいんだ。味方が気付いていなかったり、見えていないギャップ(スペース)が自分には見えることもある」とも述べており、コーチングも重要視しているとか。
そんなオブラクは父もGK(プロではない)だったそうで、本人はバスケやテニスをするのも好きだそう。