一昨年はチャンピオンズリーグを制覇し、昨年はプレミアリーグ優勝を果たしたリヴァプール。今季も首位争いを繰り広げているが、これまでのような圧倒的な力は見せられずにいる。

プレミアリーグではこの4試合で3分け1敗とかなり苦戦しており、チャンピオンズリーグ出場権ギリギリとなる4位までポジションを落としている。

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しかもこの4試合では1ゴールしか決められておらず、以前は圧倒的な破壊力を持っていた攻撃陣が不調に陥っているとも評価されている。

しかし『Sky』の解説者を務めているギャリー・ネヴィル氏は以下のように話し、3トップよりもバックアップの薄さが問題だと評したそうだ。

ギャリー・ネヴィル

「私から見れば、リヴァプールはすべてをコントロールしているように感じるよ。

彼らは3年間ノンストップでプレーしてきたし、4年目は常に燃え尽き症候群のようなものになるよ。

自分がマンチェスター・ユナイテッドでプレーしているときもそうだった。3連覇を2回やったが、4年目は必ず落ちてきた。

彼らの3年は素晴らしいものだった。チャンピオンズリーグ決勝に進出した。優勝もした。勝ち点100を獲得し、プレミアリーグも制覇した。

今季は少し落ちてきているが、それは自然だ。クロップ監督は常に挑戦しており、あの3トップを助けるためにディオゴ・ジョタも獲得した。

ただ、そのジョタが怪我をしたため、うまく休息がとれない。

レギュラーの3名と他の3名の差は大きい。シャキリ、南野、オリギは全く十分ではない。3トップ(マネ、サラー、フィルミーノ)の問題ではないよ。

ジョタの怪我が全てだ。3人を休ませられるだけの力をもつ選手がいない。彼らはこれまでずっとシティと熾烈な戦いをしていたため、タイトルを取るためには休ませられなかった。

だからといって彼らを解体するべきではない。重要なのはジョタを取り戻すことだ。そうすれば、3トップの1人が休むことができる」

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