明治安田生命J1リーグで開幕6連勝を達成するなど好調の名古屋グランパス。堅守が光るタレント揃いのチームにおいて、長澤和輝は中盤で質の高いプレーを見せている。

4月29日に行われた川崎フロンターレ戦、前半30分から投入されてチームに秩序を取り戻すと、5月4日の川崎とのリターンマッチでは先発出場。攻守のつなぎ役となり、惜しいシュートを放つ場面もあった。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督時代に日本代表としてもプレーした29歳のMFに、今シーズンの名古屋や近年活躍が目立つ大卒選手の“強み”などいろいろ聞いた。

成長を続ける名古屋での「チャレンジ」

――長澤選手は今シーズン、浦和レッズから名古屋グランパスへ移籍しました。移籍先に名古屋を選んだ理由は?

名古屋は昨シーズン3位入りACLの出場権を獲得するなど、サッカーの成績、そして事業面でも非常に成長しているクラブだという印象を受けました。

在籍している選手たちも脂が乗った素晴らしい選手たちばかりで、Jリーグだけでなくアジアの中でもステップアップをしていく重要な時期に差しかかっていること、さらに自分のキャリアのことも考え、このクラブでぜひ新たなチャレンジをしてみたいという思いが芽生えました。