アントニオ・カッサーノ
カッサーノのキャリアを振り返るとそれほど悪いものではないが、彼の巨大な才能に見合ったものかといえば“NO”かもしれない。
バーリが輩出した稀代の神童は、インテル時代の同僚だった長友佑都が「天才にも程がある」「ありえない」「理解不能」と絶賛するほど、神から与えられた天性の才能を持っていた。
ただその長友が「プロフェッショナルかどうかでいえば、プロフェッショナルではない(笑)」と苦笑したように問題行動でも知られ、起こしたトラブルは数知れず。
通常「精神面に問題がなければ…」とはサッカーファンが言うものだが、彼は「もし俺が15年の間にやるべきだったことをやっていればメッシのようになれていた」と自分自身で嘆いている。