東京五輪で大きく株を上げた選手の一人、谷晃生。

湘南ベルマーレで活躍する20歳の守護神は、全6試合にフル出場し、PK戦までもつれ込んだ準々決勝のニュージーランド戦では勝利の立役者となった。

そんな谷のプレーを、日本代表GKの権田修一が語っていたぞ。

8月15日からDAZNで配信されている『やべっちスタジアム』の最新回では、日本プロサッカー選手会に所属する現役GKのコミュニティでもある「ONE1-GK」とのコラボ企画がスタート。

中村憲剛氏のコーナー「Football Study」に、権田と西川周作の両日本代表GKが出演し、あまり知られていない“GKの世界”が紹介された。

その中の「動かない1対1の守り方」というお題で、権田が谷のスーパーセーブを現役GKらしいリアルな表現で解説していた。

今季J1第4節の湘南ベルマーレvsベガルタ仙台において、谷が皆川佑介との1対1を止めたシーンだ(動画3分18秒~)。

権田修一

「これたぶん、谷選手の中ではボールと相手の到達地点に対してポジションを取っているんですよ。

このFWの選手がここでボールを触ったらファーサイドが空いているじゃないですか。でもボールがFWの選手の右側から転がってきて、ここが接点というポジションを先に取っているんですね。

これは正直僕も試合を見ていたんですけど『えっ』と思いました。30歳くらいの人がやるプレーだなと思いました。谷選手の『いいよ打って』という雰囲気好きです」

驚きを交えつつ、谷のプレーを評した権田。現役選手が他チームの選手のプレーについて語ること自体が珍しいが、「30歳くらいの人がやるプレー」という表現がまた、経験がものを言うGKの言葉らしくて面白い。

番組内では他にも様々なセーブの解説や、ONE1-GK全面協力による現役GK62名が選出した「今季スゴいと思ったGKベスト5」が発表されている。特に後者は、“同業者”による評価がかなり興味深いのでぜひ番組をチェックしてみてほしい。

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ちなみに、ONE1-GKのTwitterアカウントではこのように国内外問わず様々なGKネタが投稿されている。“GKの世界”をのぞける貴重な場なので気になった方はフォローしてみてはいかが?

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