2020年からMLSのシンシナティでプレーする久保裕也。
卓越したシュート技術を持つFWとして期待されていた選手だが、ヤープ・スタム監督が率いる現在のチームではボランチとしてプレーしている。
その久保は9試合連続フル出場するなど完全な主力として活躍中。MLSの公式データを見るとタックル勝利数が42で全体1位になっていた。
また、久保は21試合の出場で41回のファウル、38回のインターセプションも記録。5失点したモントリオールと再戦する際には「最も大事なのは失点しないこと」と守備目線の話をしていたとか。
チームは7月以降12試合も勝ちがなかったが、直近のトロント戦に2-0で勝利。12試合勝ちがなかった天敵に勝利し、ようやく本拠地TQLスタジアムでの初白星を手にした。
ボランチとしてフル出場した久保はタックルでボールを奪い返してゴールを演出している。
スタム監督は「ファンはどんな試合にも来てくれるし、常にポジティブだ。だから、(勝てたのは)いいこと」と喜んでいたそう。