自身のキャリアに関して

――UDラス・パルマスからスペイン代表チームに入り、EUROで輝くまでわずか1年しか経過していません。状況が落ち着いてきた今、活躍を振り返ってみて、重圧に押しつぶされそうになったことはありましたか?

正直、ラス・パルマスから代表チームに入り、EUROでプレーするのはとてつもなく大きな変化でしたが、それに押しつぶされそうになったことはありませんでした。僕はいつもその状況を楽しみ、落ち着いてピッチに立つように努めました。自分が好きでやっていることですし、自分でもここまで上手くいくとは思っていませんでした。これからもこの調子で頑張っていきたいです。

僕が思う限り最高のチームであるFCバルセロナへ、2部リーグから1部リーグに昇格することができ、本当に大きく飛躍することができたと思います。代表でプレーすることも大きな飛躍でしたが、ありのままを受け入れ、自分にできるプレーをしようとしていましたし、周囲の先輩たちに耳を傾けました。彼らは僕よりずっと多くのことを知っているので、それを毎日吸収しようとしています。

――サッカーの試合における自分個人の力と組織的な力をどう定義しますか?

実を言うと、自分の力を定義する必要はないと思っています。自分のプレーを見返すことはありません。それは他の人がやることだと思っています。ただ、僕はいつもピッチ内で挑戦し、リラックスする。そして、良い展開になるように落ち着いてプレーするだけです。

――子どもの頃に憧れていたヒーローは誰ですか?

僕はアンドレス・イニエスタを心から尊敬しています。彼のビデオをたくさん見て、多くのことを学びました。

――自分のスキルを高めるためにどんな点に取り組んでいますか?

これまでも何度か言ってきましたが、自分はすべての点においてまだまだ進化できる余地があると思っています。

特に改善すべき課題は何かと聞かれたら、もっとうまくボールを蹴ること、そしてボックス内に入ってもっとゴールを決めること、この2つです。そして何よりも、もう少しフィジカルを鍛えなければいけないと思っています。