――EURO2020で最優秀若手選手に輝き、その後ゴールデンボーイ賞を受賞しました。たくさんの人から称賛されていると思いますが、自分がどの点において優れていると思いますか?
それは他の人の意見なので、僕には何とも言えません。僕はただ落ち着いて、それをピッチ上でチームに伝え、カウンターを食らわないようにできるだけボールを失わず、常にフリーの選手を探そうとしているだけです。
――東京オリンピックに出場し、スペイン代表として銀メダルを獲得しました。東京オリンピックに出場して、何を感じましたか?EUROとの違いはありましたか?
東京オリンピックに出場できたことは忘れられない経験です。特にサッカーの場合は23歳以下の選手が出場するため、オリンピック出場という経験は非常に貴重なものです。ダニ(・アウヴェス)はオーバーエイジで出場していました。
あれほど多くのアスリートが4年間トレーニングを積んで競い合う。競技によっては一瞬で終わり、金銀銅メダルが決まります。そんな大会に出場できたことは忘れられない体験です。参加した人々、そしてそこへたどり着くための選手たちの努力も圧巻です。本当に生涯忘れられない思い出になりました。
――あなたはまだ19歳と、とても若いですが、名声や誰もがあなたを知っているという事実をどのように捉えていますか?
自分が有名だということを上手く受け入れています。街で声をかけられたり、写真撮影を頼まれたりすることはとても嬉しいです。この状況を心から楽しんで、上手く受け止めています。両親、兄、家族も僕が落ち着き、調子に乗らないようにサポートしてくれています。それはとても大切なことだと思っています。
上手く受け入れられているのは、家族と友達のおかげだと心から思います。僕が調子に乗らず、落ち着いていられるのは彼らのおかげです。兄はいつも僕がトレーニングをさぼらないように課題を指摘してくれて、サポートをしてくれています。
――サッカー選手として成長する中で、ペペ・メル、クーマン、ルイス・エンリケ、チャビ…といった監督たちからどのような事を学んできましたか?
まだ(自分の)キャリアは短いのに、既に4人の監督を経験していることは本当にすごいことだと思っています。
どの監督からも多くのことを教わりました。ペペ・メル監督からはシュートを学び、今のチャビ監督は自信を与えてくれます。チャビ監督は僕と同じポジションだったので、とても勉強になりますし、日々色々な指導をしてもらっています。