まもなく前半戦が終了するJ2で、快調に勝ち点を積み重ねているチームがある。第19節を終えて2位と好調のアルビレックス新潟だ。

2020年シーズンから2年に渡りチームを率いたアルベル・プッチ・オルトネダ氏がFC東京の監督へ就任し、コーチから昇格した松橋力蔵氏が後を継いだ今シーズン。

開幕から3試合連続ドローと苦しんだが、第5節・ヴァンフォーレ甲府戦で初勝利を挙げると、その後は安定して勝ち点をゲット。第8節・ロアッソ熊本戦からは8戦負けなし(6勝2分)を記録するなど、勢いに乗った。

写真は2020シーズンのもの

今回の当コラムでは、昇格戦線をリード中の新潟にスポットライトを当て、攻守のコンセプトやチームを支えるキーマン、そして新監督の巧みなマネジメントに迫っていきたい。