今季の基本システム

まずは、直近リーグ戦5試合での基本システムおよびメンバーを見ていこう。

守護神は森保ジャパンへの選出経験もある小島亨介で、最終ラインは右からボランチにも対応する藤原奏哉、組み立てでも貢献する舞行龍ジェームズ、ムードメーカーの千葉和彦、キャプテンとしてチームをまとめる堀米悠斗の4人。

ダブルボランチは攻守を繋ぐリンクマンの高宇洋、サイドでも機能する星雄次、正確なパスでリズムを作る島田譲らがポジションを争う。

2列目は右サイドがU-21日本代表の三戸舜介、左サイドは注目の新星である小見洋太、トップ下は技巧派の伊藤涼太郎が主に起用されているが、ほかにも新潟が誇る至宝の本間至恩、得点源のひとりである高木善朗や松田詠太郎、イッペイ・シノヅカら多士済々のタレントが揃い、競争はかなり熾烈だ。

1トップはエースの谷口海斗のほか、高い決定率を誇る鈴木孝司、抜け出しを武器とする矢村健、ベガルタ仙台でもプレーしていたアレクサンドレ・ゲデスら実力者が顔を揃え、こちらの争いも激しい。