今夏マンチェスター・ユナイテッドの新監督に就任したエリック・テン・ハフ氏。アヤックスで長く指揮を取ったオランダ人指導者である。
『Mirror』の報道によれば、テン・ハフ監督はマンチェスター・ユナイテッドの選手たちに「新しい5つのルール」を言い渡しているという。
それは以下の通りとなっているそうだ。
- トレーニングやミーティングに遅刻すれば例外なくメンバーから外す
- 試合を控えている週に飲酒を行うことを全面的に禁止する
- 選手がパーソナルシェフと契約することを禁止し、原則的に練習場で食事をすること(※個人的な食事プランは許されるが、クラブが管理するもののみ許される)
- 毎週BMI(肥満指数)をチェックすること
- 不満があれば代理人やメディアではなくまずクラブに訴えること
マンチェスター・ユナイテッドではスールシャール監督時代、ラングニック監督時代に選手から外部への情報流出が相次いでおり、テン・ハフ監督はかなりそれを警戒しているとのこと。
また大きな波紋を起こしそうなのがパーソナルシェフの禁止。ルーク・ショウやクリスティアーノ・ロナウドらは個人的にシェフと契約して食事を管理していたが、それが禁止される。
クリスティアーノ・ロナウドは今夏マンチェスター・ユナイテッドの練習参加を拒否して退団を求めていると伝えられるが、そのような状況の変化も影響しているのだろうか。