今年1月に古巣であるバルセロナに復帰したブラジル代表DFダニ・アウヴェス。ただ、39歳になった彼は半年での退団が決まった。
『Guardian』のインタビューに答えた彼は「悲しさはない」としつつ、こうも述べていた。
ダニ・アウヴェス
「バルセロナに復帰できたことには満足している。5年間も夢見ていたからね。
唯一気に入らなかったのは、退団の扱われ方だけ。
復帰以降、自分はもう20歳の選手ではないことを明確に示したし、隠し事をせずに真正面から取りくみたかった。
だが、近年、このクラブは罪を犯している。
バルセロナはクラブの歴史を築いた人達のことを気にかけていない。
クレ(バルササポーター)として、バルセロナには違ったやり方をして欲しい。
自分のことを言っているわけではない、自分の状況は違ったものだったからね。
復帰させてくれたチャビと会長には永遠に感謝するよ」
「クラブはピッチ上での信じられないアイデアを持つ若手選手たちであふれていた。
だが、ピッチ外での取り組みを改善する必要がある。
俺たちが数年前に作り上げたものとは考え方が真逆になっている。
ピッチ上で起きること全てはピッチ外のことを反映しているんだ。
バルセロナがトップに返り咲くことを応援しているが、それはものすごく難しい。
サッカーはより拮抗し、コレクティブな競技になっている。
そして、このクラブはそこで置き去りにされている」
クラブの歴史を作り上げた功労者たちを粗末に扱っていると感じているようだ。
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また、ピッチ外に問題があり、最強の座に返り咲くのは困難を極めるとも指摘していた。