かつてJリーグで暴れた元ブラジル代表FWフッキ。35歳になった彼は母国のアトレチコ・ミネイロでプレーしている。

通算100試合目となったフラメンゴ戦には2-0で敗れたが、試合後の発言が話題になっているようだ。『Globo』によれば、こう話していたそう。

フッキ(アトレチコ・ミネイロFW)

「加入以降で最も脱水状態になった試合だった。今日は6キロも痩せた。

(試合後のドーピング検査は)疲れた。

97キロで試合開始して、最後は91キロになっていた。さらにドーピング検査もあった。

30リットルも水を飲んで、4時間もかかった。排尿するのが大変だったよ」

試合中の脱水症状で体重が6キロも落ちたそうで、試合後のドーピング検査で排尿するのに4時間もかかったとか。

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この発言は現地で話題になっており、「試合で6キロも痩せるのは普通なのか、なぜそうなるのか」 という特集も組まれていた。

生理学者によると、スポーツ選手が6キロの水分を汗で失うことは異常ではないものの、その一部を補わないまま試合を終えるのは理想的ではないとそう。

熱は筋肉から発生するので、フッキのように筋肉力が多いほどより多くの熱が発生し、体温を下げるために大量の汗をかく。

「サッカーの場合、まずウォーミングアップがあるが、選手はそこですでに体液を失っている。そして、ほぼ2時間の運動。15分のハーフタイムの間も発汗し続けている。試合後も体はずっと熱を持っているので、冷やすために発汗は続く。つまりほぼ3時間、汗をかいていることになる。1時間に2リットルを汗で失うのは、ハイパフォーマンスなアスリートにとっては通常の範囲内だ。ただ、少なくともその一部は運動中に補う必要がある」とのこと。

一方、フラメンゴの元栄養士は、水分を摂り過ぎると腹痛を起こすことがあるため、選手たちは水分補給を控えてしまう傾向にあると指摘。

練習ではトレーニング中に接種した水分と練習後の体重を測り、失われた量の150%を補給することを提唱している。そうすれば、何もしなくても体重は元に戻っていくという。

ただ、一般的に許容できる脱水の上限は体重の2%だとか。フッキが体重90キロだとすると、2%は1.8リットル。6リットルだと7%になってしまうため、2リットルを超えないように試合中にもっと水分を補給する必要があるとのこと。