今夏のマーケットでクルブ・ブルッヘからミランに移籍することになったベルギー代表MFシャルレ・デ・ケーテラーレ。

昨季33試合で14ゴール7アシストを記録した21歳の天才アタッカーは、3500万ユーロ(およそ47.3億円)の移籍金でイタリアへとやってきた。

【動画】自身の発音を教えてくれたデ・ケーテラーレ

そして、今回デ・ケーテラーレの代理人を務めているトム・デ・ムルとヤマ・シャリフィが『HLN』のインタビューに応え、バルセロナやリーズからのオファーを断ったことを明かした。

代理人

「ミランだけではなく、多くのクラブから問い合わせもあった。ウェストハム、ニューカッスル、アーセナル、彼らは100%プッシュしてくることはなかった。

バルセロナも彼のことを長くフォローしてくれていた。しかし我々は、そこに行くことは正しい動きではないと考えていた。

そして財政的にはリーズ・ユナイテッドのほうがいい選択肢だった。クルブ・ブルッヘのためにも、我々のためにも。

しかしその時、シャルレは少し待つことを選んだ。『他の選択肢と比較できれば、リーズ・ユナイテッドが正しいものなのかを検討できるかもしれない』と。

そしてミランが彼のことを100%欲しがっている状況を聞いた時、物事は変わり始めた。

ミランとの最初の接触は2年前だった。ただ、当時はデ・ケーテラーレの才能を認めつつも、即戦力を欲しがっていたんだ。

そしてミランはデ・ケーテラーレがどれだけうまくなれるかを評価するのに時間をかけた。その間、マルディーニSDらはあらゆることを質問してきたよ。

リーズ・ユナイテッドも100%彼を欲しがっていたから、ミランには『本当に欲しいのであれば今プッシュしてくれ』と要請した。

4000万ユーロ(およそ54.1億円)を提示していたのはリーズだけだった。ミランは当初2000万ユーロ(およそ27.1億円)を提示していたが、移籍金を引き上げなければならなかった。

あるときにはミランと激しい議論をしなければいけなかった。破談に近づいたこともあったが、我々は戦略を作り、移籍を成功させるためにあらゆることをしたよ」

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名