先日行われたトッテナム・ホットスパー戦で2-0と勝利したマンチェスター・ユナイテッド。しかしその一方、この試合でベンチスタートとなったクリスティアーノ・ロナウドの行動が大きな問題になった。
報道によれば、試合終盤にエリック・テン・ハフ監督から途中出場を命ぜられたとき、ロナウドはそれを拒否して勝手に帰宅してしまったという。
この行動に対してマンチェスター・ユナイテッドは「トップチームからの一時追放と給与二週間分の罰金」を言い渡したと伝えられており、今週末のチェルシー戦ではメンバー入りしない。
かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした名DFリオ・ファーディナンドは『Vibe with Five』で以下のように話し、もはやクリスティアーノ・ロナウドを手放すしかないと主張したそう。
リオ・ファーディナンド
「エリック・テン・ハフが抱えている大きな問題は、次の移籍マーケットが近づいてきたとき、何をすべきかということについて慎重に考えなければならないという点だ。
もしクリスティアーノ・ロナウドをスタメンとして見ていないのであれば、契約から解放しなければならないよ。
毎試合、最初に聞かれる質問が『なぜロナウドがプレーしなかったのか?』というものになってしまうからね。
テン・ハフ監督が自身の計画にロナウドを含めていないことを知っていたとすれば、マンチェスター・ユナイテッドはなぜ彼を手放さなかったのか。それは不可解なことだよ。
ロナウドがキャリアの中で何をしてきたか。どんなレベルの選手なのか。それを考えれば、監督ならロナウドをどう使っていくかはシーズン前に決めているはずだよ。
チームに必要なのかそうでないのか。ロナウドの周りにチームを構築していくのかどうかということをね。
彼がクラブを去る日まで、テン・ハフ監督の前進は妨げられてしまうだろう。ロナウドはスーパースターだからだ」
【写真】ロナウド、ユナイテッド最後の日だった「2009年CL決勝」スタメン11名の今
存在が大きすぎるクリスティアーノ・ロナウドの扱いは難しいため、クラブとして前進するためには放出を避けることはできない…と考えているようだ。