グループE

ジャマール・ムシアラ(ドイツ代表)

バイエルン・ミュンヘンに所属する19歳のMF

数々の最年少記録を塗り替えてきた神童だ。

同僚のマタイス・デリフトは「本当に滑らかな選手。そのドリブルはとても不思議。ボールを失ったと思っても取り戻す。すごい才能がある」と賞賛。ユリアン・ナーゲルスマン監督も「ボールが彼の足元に落ちてくる、彼は足元が非常に活発だからね。並外れた才能がある」、守護神マヌエル・ノイアーも「彼は非常に重要なキープレイヤーさ、特にファイナルサードでの1vs1の状況でね」と絶賛している。

彼はドイツ生まれながら、7歳で渡英するとチェルシーのアカデミーに8年所属。当時はイングランドのユース代表として、前述のベリンガムらとともにプレーした。

イングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督は2021年3月にムシアラを招集しようとしたが、本人がドイツを選択。

指揮官は「彼は並外れた選手だ。彼はジュードとともにU-16でプレーしていた。我々がどれほど彼を気に入っていたか、どれほど引き留めようとしたか知っているだろう。だが、彼は影響力のあるドイツ代表が8人もいるバイエルンで練習していた。残念だよ。本当に特別な才能がある」と悔しがっている。