ディエゴ・ミリート

モウリーニョ監督との関係:インテル(2009~2010)

イブラヒモヴィッチが去ったインテルで、モウリーニョがエースに据えたのがディエゴ・ミリートだ。

当時のインテルにはカメルーンの英雄エトーもいた。しかしモウリーニョはエトーを左サイドに配置し、ヴェスリー・スナイデルを「10番」にしたシステムで世界を席巻した。

ミリートは22ゴールを記録してセリエAの5連覇に貢献。CLとコッパ・イタリアの決勝でもゴールを決め、イタリア史上初の“トレブル”達成に大きく貢献した。

ミリートは後年、「モウリーニョは今まで僕を指導してくれた監督の中でベストの監督だった。彼は僕に素晴らしい思い出を残してくれたよ」と語っている。