「振り返ってみて、もっと違う決断があったかもしれないと思うのは…ベンフィカでの1年目を終えた後にモナコにローン移籍したこと。
あれでローンに次ぐローンが始まってしまった。ベンフィカに残るだけの忍耐力がなかったからね。
逆にベンフィカで一緒だったアンヘル・ディマリアは残る決断をした。
新しい監督がやってくると彼はプレーできるようになり、懸命に頑張るとレアル・マドリーに行き着いた。
自分が行ったモナコでは、監督と会長の権力闘争があった。
会長は僕をものすごく欲しがっていたけど、当時の監督は僕に準備ができているとは思っていなかった。
なので、プレーできなかった。たくさんプレーするチャンスは貰えず、その後は全てが雪だるま式さ。
だから、あの決断…もう一度できるなら、モナコには行かない」
若い頃に才能を生かすための努力が足りなかったと痛感しているようだ。
ただ、アドゥの着ているオレンジのパーカーが「うずまきナルト」なのが気になってしかたがない…。