MF:松尾佑介
1997年7月23日生まれ
川口市出身。浦和のアカデミー時代は特に実績のなかった、遅咲きの快速アタッカー。
有名大学から声がかからなかったこともあり、東北の仙台大学へ進学。大学1年次からレギュラーの座を掴み、プロ入りに向けて高い意識で成長していった。
2019年に翌年からの横浜FCが内定すると、同年6月には特別指定選手としてJリーグデビュー。シーズン終盤にはJ1昇格を手繰り寄せるゴールを決めるなど早くも実力を示した。
2022年、アカデミー時代以来の浦和復帰を果たし、ACLでは9試合で6ゴールと大爆発。今年1月からベルギー1部のウェステルローへ期限付き移籍している。
FW:邦本宜裕
1997年10月8日生まれ
最後は今回唯一の埼玉県外出身。福岡県北九州市で生まれ育ち、スカウトをされて浦和ユースに加わったアタッカーだ。松尾佑介は浦和ユースの同期に当たる。
当時からその才能は高く評価され、2013年の天皇杯3回戦モンテディオ山形戦、高校1年生ながら途中出場。しかもいきなりゴールを決め、「16歳8日」のクラブ公式戦最年少得点記録を樹立した。
しかし翌2014年、不祥事などで浦和ユースを退団。2015年に加入したアビスパ福岡でも2017年5月に契約解除と、日本では珍しい“悪童”として有名に。
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その後は韓国で実績を残し、2020年に移籍した全北現代モータースでは主力としてリーグ優勝に貢献。昨年7月、飲酒運転で契約を解除されたものの、同月にポルトガル1部のカーザ・ピアへ加入している。