古巣のアジア制覇に嫉妬
――今季は浦和レッズがACL制覇しました。古巣のアジア制覇に何を思いましたか。
僕もスタジアムへ観に行ったんですけど、最初は嫉妬せずに見られるかなと思ったんですけど…。
見ていて徐々に、徐々に嫉妬してきてしまった(笑)。俺ももっと、もっとレベルアップしていい姿を見せないといけないなと思いました。
――優勝後、選手とはやり取りされましたか。
軽いおめでとうとかで荻原(拓也)選手と話すことはありました。
――今年1月にはユースの先輩松尾佑介選手がベルギー1部のウェステルローに加入しましたけど、やり取りはしましたか。
松尾選手は僕たちが住んでいる街が40分ぐらいとかにいるので。
松尾選手が「何を持っていったらいい?」とかいろんなこと聞いてきまして(笑)。「炊飯器だけは絶対持って来い!」と言ったんですけど(笑)。
2人でご飯に行ってベルギーリーグは、こんな感じだよって話はしました。
【Qoly独占】「アジアのNo.1は浦和レッズにこそ相応しい」ACL決勝に臨む浦和レッズに元浦和FW松尾佑介がエールを送る。 https://t.co/fIh7wxw47u
— サッカーニュースQoly(コリー) (@Qoly_Live) April 29, 2023
――来季についての抱負を教えてください。
まずは日本代表に入る、日本代表に入ってレギュラーを掴むという部分。
まず1つ、そこを目標にしてやっていきたい。
そうするためにはステップアップしないといけないと思っているので、そういうところを一歩上のステップでやれればいいなと思っています。
――キャリアの上で目指す先は?
5大リーグ目指します。でもまだ何も確定しているわけではなくて、常にいい準備をしながらやっていこうかなと思っています。
もちろんチャンピオンズリーグに出たいですし、それはみんなそう思っていることだと思うんですけど。
まずは5大リーグでプレーするということが僕には必要なことだと思う。
その後にチャンピオンでリーグがついてくると思うので、まずは5大リーグでプレーすることから始めないといけないなと思っています。
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今季ベルギーで戦い終えた日本人選手たちは、終始柔らかい表情で子供たちとサッカーを楽しんでいたが、取材時は既に来季を見据え、言葉に力がこもっていた。来季のシント=トロイデンでプレーする日本人選手たちの活躍から目が離せない。