――青森山田高OBはよく「黒田さんにはお世話になった」と言いますよね。
卒業してから7年経っているので当時のことは思い出せないです。
卒業してからの話ですけど、僕は実家が青森なので高校や中学校へ挨拶に行く機会があります。
そのときも(黒田)監督はすごく親身で、「どうだ?いまどうだ?どんな状況だ?」と、行ったときは必ず忙しくても顔を出しに来てくれます。
試合で点を取ったときは連絡を頂いています。すごく親身で、優しい人思いな監督だと思います。
久々に青森へ帰って、高校の監督、コーチのところに行くとやっぱり緊張するんですよ(笑)。
緊張するんですけど、それでも何も変わりなく優しく「そうかそうか」と、話を聞いてくださるので。
毎回緊張して行くんですけど、行って良かったなと思うんですよね。
――黒田監督は厳しいイメージが先行しがちですよね(笑)。
厳しいこともいっぱい言われたと思いますけど、それをかき消すぐらいやっぱり優しい方だなと。
多分卒業生はみんな思っているんじゃないですかね。
特に試合に出ていた選手や(トップ)チームにいた選手はみんな思っていると思います。やっぱすごいよねと。
――町田との対戦は楽しみにされていますか(4月11日時点)。
まだ僕はそこまで余裕がないですね。(試合に)出ていないですから。
楽しみですけど、そこを考えている余裕はないです。
僕は頑張らないとその舞台に立てないです。
――もし出場したら黒田監督にどう思われたいですか。
「怖いな」と思ってほしいですね。「あ、縮こまっているな」と思われたくないですね。怖い選手だと思ってほしいです。
最後のファイナルサードのところ、バイタルエリアのところ、ペナルティーエリア内で、「アイツにボールが渡ると、シュートがある」、
「ドリブルがある」、「かわされる」や、「そこで触らせないでほしい」、「そこに侵入させないでほしい」と思ってほしいですね。
そういうプレーがしたいです。