現在ドイツ・ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属している日本代表MF田中碧に対し、イングランドの3クラブが関心を持っているという。
フォルトゥナ・デュッセルドルフは、2022-23シーズンの最終節カイザースラウテルン戦を終えたあと4週間の休暇を取り、今週からトップチームの準備がスタートしている。
『Rheinische Post』によれば、現在怪我のために離脱している田中碧はこの夏に退団することを希望しているとのこと。
記事によればイングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドとフラムが関心を持っているとか。また、『footballfancast』ではイングランド2部に降格したレスター・シティも田中碧の獲得を検討しているクラブの一つであるそうだ。
レスター・シティは今夏ジェームズ・マディソンをニューカッスルかトッテナム・ホットスパーに放出する予定で、その後釜候補として田中碧をピックアップしているという。
フォルトゥナ・デュッセルドルフのディレクターを務めているクラウス・アロフス氏は以下のように話し、すでに田中碧はクラブに対して退団を宣告していると明かしたそうだ。
クラウス・アロフス
「アオがどの道に進みたいかは最初から明らかだった。2部リーグは彼が求めていたものではなかった。
彼は私のところに来ることもなく、チームを離れたいと言った。お互いにとってそれが意味のある状況ならば、全く問題はない。
そしてもしそれがうまく行かなかったとしても、彼はここに残っていい仕事をしてくれるだろう」
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なお田中碧の契約には500万ユーロ(およそ7.8億円)の解除条項が付随しているほか、フォルトゥナ・デュッセルドルフは300万ユーロ(およそ4.7億円)からオファーを受け付ける方針であるそうだ。