後半から杉田に代えて遠藤を入れた日本だが、次のゴールを奪ったのもスウェーデン。

開始早々のセットプレーで長野風花のハンドを取られ、フィリパ・アンイエルダールがPKを落ち着いて決めた。

ここまで4戦、日本は長谷川唯と長野風花の中盤が相手に対して常に優位に立てていたが、スウェーデンは優勝候補の一角。しかも4-2-3-1で中盤の枚数的に日本を上回っていたこともあり、なかなか主導権を取り戻すことができない。

スウェーデンの疲労とともに試合は徐々にオープンとなり、74分には田中美南と交代で入った植木理子がPKを獲得。しかし自ら蹴ったキックはクロスバーに弾かれ、反撃の狼煙を上げることはできなかった。

87分、エリア内のこぼれ球を林穂之香が押し込み1点を返すと、その後は日本が猛攻。清家貴子の惜しいシュートもあったが、守護神ゼチラ・ムショビッチを中心としたスウェーデンゴールを最後までこじ開けることはできず。

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後半はシュートを11本放った日本だが、FIFAランキング3位のスウェーデンに1-2で敗れ、2大会ぶりの準決勝進出はならなかった。

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