ストイコヴィッチでも「ここでは許されない試合」
グループリーグ無敗同士の首位決戦に敗れ、1位通過は厳しい状況になったセルビア。
試合後、ピッチレベルの報道各社トップレベルのフォトグラファーたちも、本社に写真を送る作業をしながら「全く撮り甲斐のない試合だった」と口々に不満を言っていた。
隣で撮影していた私のカメラの師匠などは「お前は日本から来ていて、ピクシーは日本では何をしても許されるのかもしれないが、ここではそうじゃない。こんな試合をしているようでは全くダメだ!」と激怒。おおぅ…。
ストイコヴィッチ監督の攻撃的な選手起用が上手く機能しなかったということもあり、翌日のメディアはこぞって辛辣な書きっぷりであった。
この試合の3日後、アウェイのリトアニアで1-3で勝利したセルビア。残り3戦でグループリーグ2位はキープしている。次戦は10月14日、またもやハンガリー相手にアウェイでの闘いとなる。正念場である。
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石川美紀子さんによるセルビア現地でのEURO2024レポートをお送りした。ドラガン・ストイコヴィッチ監督率いるセルビア代表は5試合を終えて勝点10のグループ2位。首位のハンガリーとは勝点で並んでいるものの、消化試合数が1つ多いために実質は後塵を拝している状況にある。
またグループ3位のモンテネグロが勝点8で猛追してきているため、1つ試合を落とせば予選敗退となる3位に転落する可能性もある。10月14日に行われるアウェイでのハンガリー戦はまさに負けられない一戦となるだろう。この試合は日本でもDAZNで放送される予定だ。
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