中山「でも、これは強がりではなく、怪我したこと自体はショックではなかったんですよ。自分がやりきった結果起こったことだから、振り返って後悔がなかった。
ただ心配してくれるみんなと、俺の元気さのギャップがありすぎて(笑)。そこで初めて『俺、すごいことしちゃったんだな』みたいな。改めてそこで実感が湧いたというか。みんなの心配がそう思わせてくれたという」
板倉「自分では『やっちゃった、しょうがない』と思っていても、周りの人々から心配の言葉をかけてもらったときは嬉しいよね」
中山「マジで嬉しい。ワールドカップに関しては少し申し訳ないところもあって。俺だけのワールドカップでもないし、期待を裏切ったことに関してね。
今があるのはみんなの思いが紡いでくれたからだと思うし、俺は元気な姿を見せるしかない、頑張ろうと。みんなが応援してくれて、楽しくやれる。素敵なサイクルをもらったね」
板倉「素敵じゃん。どうするTeam Cam、これ一本でいいんじゃない?(笑)」
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中山雄太が倒れたとき、当初はいつもの捻挫だと思ったという板倉滉。アキレス腱断裂というまさかの答えが返ってきたため、驚きと後悔を感じたようだ。