先日行われたバロンドール表彰式で、コパ・トロフィー(年間最優秀若手選手賞)を獲得したジュード・ベリンガム。

10代でバーミンガム・シティのレギュラーを獲得し、18歳でボルシア・ドルトムントへと移籍。ドイツ・ブンデスリーガでも目覚ましい活躍を見せ、今夏レアル・マドリーへとステップアップした。

1億ユーロ(およそ159.3億円)以上の移籍金が支払われたものの、そのプレッシャーもものともせずに躍動を続け、今やレアル・マドリーでも最高のスター選手の一人となっている。

その表彰式で『L'Equipe』のインタビューに答えたベリンガムは、なんと「サッカーはあまり好きではなかった」と驚きの告白をしたという。

ジュード・ベリンガム

「最初はサッカーが好きではなかった。それが信じてもらえないことはわかっているよ。もし今誰かが僕からサッカーを奪ったら、自分は気が狂ってしまうからね。

ただ、当時僕はよくサッカーの練習に行って、そして草花を摘んで母のためにブレスレットを作っていたんだ。

両親が僕にプレッシャーをかけたことは一度もなかったよ。いつもサッカーの練習に連れて行ってくれたが、しかし『かくれんぼや花摘みをしたいのなら、やっていてもいいよ』と。そして僕は夢中になった。

サッカーが好きという気持ちは、競争から生まれたんだ。僕はいつも競争心が強かった。特に負けたときは多くの問題を抱えてしまった。

僕の周りの人にとっては悪夢だったと思うよ、握手すらしたくなかったからね。でもサッカーで敬意を示さなければならないことを学んだ」

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元々はサッカーの練習に連れて行ってもらってもプレーしたいと思わないほどだったが、元々持っていた競争心のためにのめり込んでいった…とのこと。

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