かつてブラジル代表の右サイドバックとして活躍した名選手カフーが、多額の借金を抱えているようだ。
『The SUN』によれば、カフーが所有していたサンパウロの豪華な邸宅が競売にかけられているとのこと。
アルファヴィルという街の富裕層エリアに建てられている邸宅にはシアタールームやサッカー場、プールやジャグジーも完備されており、購入時は650万ポンド(およそ11.9億円)の価値があった。
ところが、カフーはサッカー選手を引退してから急速に借金を増やしており、裁判でその返済のために邸宅の売却を命ぜられたとのこと。
この邸宅はすでに不動産会社の手で競売にかけられてきたが、これまで複数回のオークションで希望額を超える入札がなく、最大でも435万ポンド(およそ8億円)ほどだったとか。
カフー氏は自身の代理人会社カピ・ペンタが抱えた負債の返済のため、2019年に5つの不動産を差し押さえられていた。
ただ、カフー氏と妻はその時点でさらに15軒の不動産を所有していたほか、さらに多額のローン支払い義務を抱えていたとか。
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まだカフー氏は破産していないものの、サンパウロを拠点とする実業家を助けるために行ったことが経済的な問題を引き起こし、借金が雪だるま式に増えていったとのこと。
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