8位:アントニー

現所属:マンチェスター・ユナイテッド

国籍:ブラジル

エールディヴィジでアヤックスのアタッカーとして大活躍したブラジル人のアントニー。8200万ポンドもの天文学的な移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに移籍してきたが、これまでのところほとんど成果を上げていない。

もちろんその移籍金の額は選手の責任ではないが、自動的にプレッシャーや期待は高まってしまう。そして現状を考えれば、もし彼に支払われた移籍金が2000万ポンドでも批判を受けていただろう。

アントニーが見せるトリックやフリックはボールを失うリスクを高める以外に何も生み出しておらず、しかもプライベートでの事件もあって倫理的な問題にも発展している。

7位:ポール・ポグバ

現所属:ユヴェントス

国籍:フランス

才能については世界最高レベルのものだったが、それを継続的に発展させることはなかった。ポール・ポグバはこのリストの中でも最も「もったいない」選手の一人である。

マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育ったものの、10代でユヴェントスへとフリーで移籍。その際にファーガソン監督は「彼はクラブを軽視している、態度に問題がある」と非難した。イタリアでポグバが活躍したために忘れ去られていた言葉であったが、後にユナイテッドへと戻ってきたあとにそれが正しかったことが証明された。

イングランド・プレミアリーグでは20代前半のころのようなプレーは見られず、数週間に1回しか輝く場面がなかった。その一貫性の欠如は非常に厄介な特性であった。