4位:ブルーノ・フェルナンデス

現所属:マンチェスター・ユナイテッド

国籍:ポルトガル

このリストの中で最も意見が分かれる選手だろう。マンチェスター・ユナイテッドのサポーターからは極めて慕われているが、ファン以外にはそのパフォーマンスや態度について批判されることもある。

ゴール数は多いものの、その多くがペナルティキックでもある。チームを支配するようなパフォーマンスもあるが、ではディフェンス面ではそれほどの貢献があるのかどうか。その特性はある意味「諸刃の剣」でもあると見られている。

彼が加入したときのマンチェスター・ユナイテッドは、まさに「FCブルーノ・フェルナンデス」だった。その映像が残っているだけに、彼にかかる期待があまりにも高まってしまっている。

3位:ジョアン・フェリックス

現所属:バルセロナ

国籍:ポルトガル

この数年で最も奇妙なスターだ。疑いのないセンスと才能を持った選手であり、ピッチ上ではそれを見せることもあるが、環境づくりがあまりにもおかしい。そして重要なトロフィーには貢献できていない。

ベンフィカで若くして大ブレイクした彼は1億1100万ポンドというとてつもない額でアトレティコ・マドリーに移籍。当初から「スタイルに合わない」と誰もが心配したが、その通りだった。それからチェルシーにローン移籍し、そして今季はバルセロナへ貸し出されている。

一瞬にして現れ、一瞬にして夢から覚めた。ジョアン・フェリックスがこのところ見せている態度は、かつて期待されたほどのスター像とは程遠い。