日本代表は21日に行われた北朝鮮とのワールドカップアジア二次予選に1-0で勝利した。26日には北朝鮮ホームのリターンマッチが行われる予定だったが、急遽中止になった。
TBS系列の『サンデーモーニング』でも、この話題を取り上げている。
北朝鮮側はやむを得ない事情により試合を中立地に変更する必要があるとアジアサッカー連盟(AFC)に伝え、AFCとFIFAが協議した結果、中止が決まった。
サッカー解説者の中西哲生さんは「前代未聞の事態」と説明すると、司会の関口宏さんは「何なの、この北朝鮮の言いたがっていることは」と質問。
北朝鮮では日本での感染症流行が理由とする報道もあるが、理由ははっきりとしていない。日程的に再試合は難しく、没収試合になった場合は日本に勝点3が与えられる可能性があると聞かされると関口さんは「それはいいけど、女子サッカーの時も北朝鮮は変な事を言ったんだよね?」とも突っ込んでいた。
先日、日本と北朝鮮はなでしこジャパンのパリオリンピックアジア最終予選でも対戦。平壌で行われるはずだった試合について、AFCが運営面での不透明要素が多いとして代替地を提示するように求め、試合4日前にサウジアラビアでの開催が決まるというドタバタ劇に見舞われた。
そのため、関口さんは「(それぞれ理由は)違うけど、なんかなぁ。いざ北朝鮮でやるとなるといちゃもんをつけてやらないよっていう。何だろうと思うんだけど」とも話していた。
なお、関口さんは長年司会を務めてきた同番組を今月限りで降板する。北朝鮮戦中止で来週の出演がなくなった中西さんは、サッカーのことを沢山取り上げていただいてありがとうございますと一足早いお別れの挨拶をしていた。