知念慶(鹿島アントラーズ)
FW⇒ボランチ
川崎フロンターレでは1トップもこなせるボディバランスの良さにスピード、シュート力、ドリブルを兼ね備える存在として期待されていた。
鹿島へ移籍した2023年もアタッカーとして起用されていたが、ランコ・ポポヴィッチ新監督が就任した2024年シーズンからは、なんと守備的MFにコンバートされた。
本人は20代後半になってのボランチ転向に「まずは球際だったり、人に強く行くことを常に意識しながらやっています。毎試合、課題だらけで、全然できていない部分が多いので、経験を積み重ねて、これからもっともっとよくしていけたらなと思います」とコメント。
川崎フロンターレの大島僚太や守田英正(現スポルティングCP)のプレーを参考にしようとしたものの、「全然正直参考にならなくて(苦笑)うますぎて参考にならないので。自分の色をこれから出していけたらなと」とも語っている。
彼ら以外にも川崎フロンターレでサイドアタッカーからサイドバックに転向した登里享平(現セレッソ大阪)やサンフレッチェ広島でFW登録ながらボランチを主戦場に変えつつある満田誠らがいる。
また、栃木SCでプレーする矢野貴章はフォワードとサイドバックでプレー。ジェフユナイテッド千葉の米倉恒貴ももとはアタッカーながらサイドバックとしてもプレーする選手だ。