破格の資金力で近年のフランスリーグを席巻してきたPSG。
ただ、この夏にキリアン・エムバペがレアル・マドリーに移籍し、「MNM(メッシ、ネイマール、エムバペ)」は完全に解体した。
そのPSGは16日に行われたル・アーヴルとのリーグアン第1節に4-1で勝利。4-3-3システムだった開幕戦のスタメンはこうだった。
GK:ドンナルンマ
DF:ハキミ、ベラウド、ウィリアン・パチョ、ヨアム・ザグ(18歳)
MF:ヴィティーニャ、ザイル=エメリ、マルコ・アセンシオ
FW:イ・ガンイン、ゴンサロ・ラモス、イブラヒム・ムバイェ(16歳)
主力であるマルキーニョス、ミラン・シュクリニアル、ジョアン・ネヴェス、ランダル・コロムアニ、ブラッドリー・バルコラ、ウスマヌ・デンベレは控えスタート。
ポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスは前半20分で負傷交代になっており、ルイス・エンリケ監督は「私は医師ではないが、かなり深刻そうだ。何週間離脱かは分からないが、深刻だ」と重傷の可能性を示唆している。
そのエンリケ監督は相手ベンチにボトルを投げたことを謝罪しつつ、「変な感覚だ。リズムが欠けている。もっとインテンシティを強くしてプレーしなければいけない。選手たちの姿勢やパフォーマンスには満足しているが、受け身が多すぎたし、ボールロストも多すぎた」などとコメント。
「21世紀最強のアタッキングトリオTOP10!日本人もいるぞ」
また、ヘディングでゴールを決めたデンベレは、エムバペを失った点についてこう述べていた。
「自分はヘディングでの得点はあまりないけれど、ジョアン(ネヴェス)のクロスが完璧だった。押し込んでサイドに流し込むだけだった。
フィジカル的にはまた弱い。出場してから最初の4~5回のボールタッチでいくつかロストした。でも、すぐに調子を取り戻したよ。
今季はゴールを決めるのが大事になる。なぜなら、得点を量産していた選手(エムバペ)を失ったからね。アタッカー全員がより頑張らなければいけない。もっとやらなければいけないよ、偉大な選手を失ったからね」
PSGは23日の第2節でモンペリエと対戦する。