リオネル・メッシ
アルゼンチン代表:189試合112得点(2005~)
対立したオランダ人:ロナルト・クーマン監督
サッカー史上最高の選手の一人であるメッシも、オランダ人指揮官から屈辱を味わった。
現在オランダ代表を率いるクーマン監督は、ヨハン・クライフが作った伝説的ドリームチームの中心選手であり、バルセロナ史上初のヨーロッパ制覇に貢献したレジェンド中のレジェンド。
そんな彼は指揮官としてオランダでは成功しているものの、国外ではその独善的かつ高圧的な振る舞いによってたびたび選手と衝突している。
2020年夏、古巣バルセロナの監督に就任した際には、メッシに対して「君のチーム内での特別扱いは終わりだ。チームのためにできることをすべてやらなければならない」と伝えたとされ、退団騒動が勃発することに。
その後メッシは一転して残留を表明し、クーマンも「(騒動はあくまで)メッシとクラブの対立」と報道を一蹴した。
しかし結局メッシは翌年夏、誰よりも愛し愛されたバルセロナを退団してフランスのPSGへ移籍。クラブのシンボルを失ったクーマンはバルセロナ再建に失敗し、職を追われている。