アルジェリアサッカー連盟とサンテティエンヌは、ラシド・マフルフィ氏が11月8日に88歳で亡くなったと訃報を伝えた。
1936年生まれのマフルフィ氏は、サンテティエンヌ史上2位となる通算得点記録を持つ名ストライカー。
当時フランス領だったアルジェリアで生まれ、1957年にはフランス代表の一員として軍人ワールドカップ優勝を経験。1962年にアルジェリアが独立した後はアルジェリア代表としてプレーした。
サンテティエンヌは「名誉大使であり、稀有な才能でクラブのカラーを守り続けたサッカーの美学者マフルフィ氏が亡くなった。当クラブの伝説的人物のひとり。そのポジション、知性、そして素晴らしい礼儀正しさで『革命的紳士』というニックネームを与えられた」とその死を悼んでいる。