MF:マルコス・セナ(スペイン)
スペイン代表:
28試合1得点(2006-2010)
出場したビッグトーナメント:
ワールドカップ2006、EURO2008
いぶし銀で玄人好みのボランチだったが、このテーマを語る上では欠かせない選手だ。
ブラジル国内で地道に実績を重ね、26歳の夏にスペインのビジャレアルへ。2006年にスペインの市民権を得ると、同年のワールドカップに出場した。
ただ、彼のキャリアのハイライトは何といっても2008年のEUROであろう。
32歳で大会を迎えたMFは、シャビ・アロンソらを抑えて中盤底のポジションを獲得。そのMVP級の働きによって“勝てない無敵艦隊”を44年ぶりの優勝へと導いたのである。
MF:チアゴ・モッタ
イタリア代表:
30試合1得点(2011-2016)
出場したビッグトーナメント:
ワールドカップ2014、EURO2012,2016
昨シーズン指揮官としてボローニャにクラブ史上初のCL出場権をもたらし、今シーズンからユヴェントスを率いているチアゴ・モッタ監督。
彼はブラジル出身で、招待国として参加した2003年のCONCACAFゴールドカップにはカカ、ジエゴ、ロビーニョらとともにセレソンのユニフォームを着てプレーしている。
ただ、2011年には祖父の出身地だったイタリア代表に初招集されデビュー。上記のゴールドカップはU-23代表として派遣されていたため、鞍替えには支障がなかった。
左利きのセントラルMFで睨みが利く選手だったが、EURO2016では背番号10を与えられている。
他の候補:
チアゴ・アルカンタラ(スペイン)
ジョルジーニョ(イタリア)
マテウス・ヌネス(ポルトガル)
エジマール(ウクライナ)
ラモス瑠偉(日本)など