MF:デコ(ポルトガル)
ポルトガル代表:
75試合5得点(2003-2010)
出場したビッグトーナメント:
ワールドカップ2006,2010、EURO2004,2008
天才的なMFだったデコは、あのジョゼ・モウリーニョを指揮官として有名にした選手ともいえるだろう。
1997年にヨーロッパへと渡ってその能力を開花させ、1999年にポルトへと移籍。モウリーニョの申し子的な存在として2003年にUEFAカップ(現在のEL)、2004年にはUEFAチャンピオンズリーグを制覇した。
この頃にはポルトガル国籍を取得して代表入り。これは母国の重鎮で同代表の指揮官に就任したルイス・フェリペ・スコラーリ監督からの要請で実現したものだが、当時の中心選手からは反発も招いた。
それでも自国開催となったEURO2004でいきなり準優勝に貢献すると、こうしたムードは沈静化。以降2010年に代表を離れるまで中心的な存在であり続けた。
MF:メフメト・アウレリオ(トルコ)
トルコ代表:37試合2得点(2006-2011)
出場したビッグトーナメント:
EURO2008
メフメト・アウレリオは、帰化選手として初めてトルコ代表に招集されたダイナモMFだ。
ブラジル国内のフラメンゴでデビューし、その後トルコで大成。全盛期を迎えていたフェネルバフチェ時代にはジーコ監督のもとチャンピオンズリーグで旋風を巻き起こした。
2006年7月にトルコ国籍を取得して代表デビュー。 2008年EUROでは予選から中心選手として活躍し、本大会ではトルコ代表のベスト4入りに大きく貢献している。
なおもともとの登録名は「マルコ・アウレリオ」で、帰化した後にトルコ風の「メフメト・アウレリオ」となった。
他の候補:
マルロス(ウクライナ)
サミール(クロアチア)
ロドリゴ・タバタ(カタール)
ファビオ・セーザル(カタール)
リカルド・グラール(中国)など