日本代表がアウェイで中国代表に3-1と勝利したワールドカップ最終予選。
前のインドネシア戦で出場がなかった久保建英は2試合ぶりに先発すると、39分にコーナーキックから小川航基の先制弾をアシストしてみせた。
コーナー自体も久保の強烈なミドルシュートで獲得。0-7の大敗を教訓に守備を整備してきた中国を相手に難しい展開を強いられたなか、個の力で状況を打開した。
そんな久保は現在、所属のレアル・ソシエダでも絶好調。スペイン・ラ・リーガは20日、11月の月間最優秀選手賞に久保がノミネートされたことを発表している。
他にエントリーされたのは、ブラジル代表ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)、スペイン代表ダニ・オルモ(バルセロナ)、アルゼンチン代表ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ)、そしてU-21スペイン代表アルナウ・マルティネス(ジローナ)の4名。錚々たる顔ぶれだ。
久保は今月出場したセビージャ戦で決勝弾を記録すると、首位バルセロナとの一戦でも圧巻のパフォーマンスを披露。いずれの試合もマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍でチームを勝利に導いた。
リヴァプールやバイエルンなどのビッグクラブがこぞって獲得を狙っていると伝えられるだけに、日本代表からクラブへ戻った後もこの23歳からは目が離せそうにない。
レアル・ソシエダは本日コパ・デル・レイでホベ・エスパニョールと対戦。週末にはアスレティック・ビルバオとのバスクダービーに臨む。