フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世は怪我のために2024年が終わってしまった。

メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスがフェイエノールトに残留したために上田は今季も控えとなっていたが、そのヒメネスの負傷離脱によって出番が増えたところで、彼も無念の離脱となってしまった。

ストライカー2人が離脱したことで出場機会が巡ってきたのが、今季フェイエノールトに加入したアルゼンチン人FWフリアン・カランサだ。

24歳の彼は当初、3番手だったためにプレータイムがほとんどなかったが、ヒメネスと上田の離脱でチャンスを得るとすでに3ゴールを決めている。

そのカランサは、『VI』でこう話していたそう。

「もちろん、ストライカーの3番手でシーズンをスタートするとは思っていなかった。フェイエノールトもそれを想定していなかった。

誰もがサンティアゴ・ヒメネスは夏に移籍すると思っていたし、自分は上田と戦わなければいけないはずだった。

だが、サンティが残留したことで、突然、ストライカーが3人になった。プレーすることに慣れている人間にとっては、(控えになるのは)慣れるまで少し時間がいる。我慢は自分の得意分野ではない」

フェイエノールトはヒメネスの移籍を見越し、上田の控えとしてカランサを獲得していたが、当初の想定は完全に外れた。

日本代表、2024年に1分も起用されなかった選手5名

今後、ヒメネスと上田が怪我から復帰した際にはどうなるのかも注目される。

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