「名選手、名監督ならず」というのはよく言われる格言である。実際に現役時代の実績はかならずしも指導者としての能力には繋がらず、逆に足枷になることすらある。
今回は『Planet Football』から「酷い監督になってしまった名選手たち」をご紹介する。
ウェイン・ルーニー
率いたクラブ:ダービー・カウンティ、DCユナイテッド、バーミンガム・シティ、プリマス・アーガイル
監督としての成績:45勝46分87敗
昨年12月にプリマス・アーガイルを解任されることになったウェイン・ルーニー。シーズン初めに就任したものの、2部リーグで一時最下位に沈むなど低迷。特にアウェイゲームでは13試合で2ポイントしか獲得できなかった。
これまでダービー・カウンティ、DCユナイテッド、バーミンガム・シティで指揮したものの、その全てで成績を残せず。監督としてはジョゼップ・グアルディオラを参考にした攻撃的なサッカーをしているとも。
ディエゴ・マラドーナ
率いたクラブ:アルゼンチン代表、アル・ワスル、アル・フジャイラ、ドラドス・シナロア、ヒムナシア・ラ・プラタなど
監督としての成績:67勝31分42敗
サッカーの歴史上最高の選手の一人として広く知られているディエゴ・マラドーナであるが、監督としては決して目覚ましい結果を残したことはない。
アルゼンチン代表チームは多くのタレントを擁しながらも2010年ワールドカップ出場権を辛うじて獲得し、準々決勝でドイツに0−4と大敗した。
またその後は中東地域やメキシコ、アルゼンチンのクラブを率いたものの、指揮官としての実力やスタイルはよくわからないままであった。