6位:メスト・エジル

クラブ:シャルケ04、レアル・マドリー、アーセナルなど

ピッチ外でどうだったかはわからないが、ピッチ内でのメスト・エジルはまさに「仲間のアシストをすることが最大の興味」であった選手だ。世界で最も高い技術を備えた人物であるが、それを一撃必殺のパスのために使った。

その天才的な創造力、左足から繰り出される変幻自在のボール、それをチームメイトのゴールのために披露するという意欲。それが彼のプレーメーカーとしての流儀であった。

5位:ソン・フンミン

クラブ:レヴァークーゼン、トッテナムなど

トッテナムでそのキャリアの大半を過ごしているソン・フンミン。彼はその中でほとんどの時間を「ハリー・ケインの黒子」としてプレーしていた。そのサポートはまさに影のエースであった。

そしてケインがバイエルン・ミュンヘンへと移籍したあと、トッテナムで彼は正真正銘のエースにならざるを得なくなっている。彼は以前のようにチームメイトのために働いているが、支えるべき最高の9番を欠いている状況だ。

4位:ロベルト・フィルミーノ

クラブ:ホッフェンハイム、リヴァプールなど

リヴァプールではモハメド・サラ―とサディオ・マネという二人のスピードスターとともに3トップを組んだフィルミーノ。このトリオがたくさんのゴールを決められたのは、彼の無私無欲の姿勢があってこそだ。

ゴールスコアラーというよりクリエイターとして、サラーやマネが中心になれるように偽9番としての仕事を全うした。純粋な技術で言えば彼が最も素晴らしかったが、その才能をサポートのために生かした。