ヴァンフォーレ甲府は10日、「MF武富孝介が関西サッカーリーグ2部のおこしやす京都ACに移籍する」と公式発表した。

武富孝介は1990年生まれの34歳。柏レイソルの下部組織出身で、ロアッソ熊本や湘南ベルマーレへの期限付き移籍を経て成長し、ACLなどでも主にスーパーサブとして結果を残したアタッカー。

その後は浦和レッズ、京都サンガF.C.、そしてヴァンフォーレ甲府でプレーしていたが、この冬からなんと関西2部リーグへと移籍することを決断したようだ。

武富は「初めて来た山梨の地でみなさんと共に過ごし戦った2年間。家族みんなとてもヴァンフォーレそして山梨が大好きになりました。家の中で子供達が口ずさむのは鳥海芳樹の応援歌、山梨園のブドウを食べ尽くし、疲れた身体を温泉で癒す。素晴らしい街と素晴らしいチームメイトと共にプレーすることができました。山梨の皆さんには感謝しかありません」と山梨のファンに向けてコメント。

さらに「チームとして目標に掲げているものには届きませんでしたが山梨はヴァンフォーレを支えヴァンフォーレは山梨のために戦い盛り上げ楽しませる。すごくいい関係だなと思いました。これからは別々の道に進みますが陰ながらヴァンフォーレを応援してます」とエールを送っていた。

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移籍先となるおこしやす京都ACは現在関西サッカーリーグ2部に所属しており、かつてU-17日本代表やFC今治で監督を務めた吉武博文氏が指揮を執っている。

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