ベルギー2部のロケレンでプレーしている32歳のDFデニス・プリチネンコは、日本からのオファーを断ったことを明らかにした。
デニス・プリチネンコは1992年生まれの32歳。ウクライナの血を引いたドイツ生まれのセンターバックで、ウニオン・ベルリンやベールスホットなどでプレーした経験を持つ。
2021年から昨年までは一時日本企業のACAフットボール・パートナーズが経営していたデインズに所属していたこともあり、日本のクラブに行く可能性もあったよう。
『GBA』の取材に対して明かしたところによれば、デインズが破産した昨年末に多くのオファーを受けた中に日本のクラブによるものもあったとのこと。
「カザフスタン、そしてデインズの元CEOが経営している日本のクラブに行くことができた。どちらも財政的には非常に興味深い提案だったよ。
ロケレンが出すことができる金額よりもはるかに優れたものだった。しかし僕は当分ベルギーを離れたくはなかったんだ。アントワープに住んでいて、5年前にアパートを買ったばかりだからね。
まだ独身だから、家族を養う必要がないからね。デインズで物事がうまく行かなくなったときにも戸惑わなかった。
ロケレンにやってきて感じたのは、素晴らしい雰囲気を持っているということだね。この数ヶ月デインズで経験したものとは全く違う。そこには全く良い雰囲気がなかったからね」
昨年までデインズを経営していたACAフットボール・パートナーズは、日本においてはFC今治と提携を結んでいると発表されている。
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そのため、おそらくオファーはFC今治から来たものだと考えられるが、記事の中でクラブの名前は明かされていない。